秋も深まり、徐々に寒さが増していく季節となると・・冷え性の方にとっては、なかなか安眠が得られずに、辛いものですよね。

そこで大切になるのが、睡眠環境における寒さ対策です。

冷え性の方にとって、アンカや湯たんぽよりも、”布団乾燥機の活用”が効果的な理由とは。

布団乾燥機結論を先にお話すると、冷え性の方にとって、冬の寒い季節に安眠を得るための効果的な手段となるのが”布団乾燥機の活用”です。

電気アンカや湯たんぽを使用するよりも、健康的な要素を含めて、布団乾燥機を利用するほうが利点があるからです。

就寝前に、布団乾燥機を「30分~45分程度」使用することで、布団の湿気が放出されるとともに、布団の中がとても暖かくなります。”布団内部全体を暖くする”ことが冷え性の方にとって、重要なポイントとなるんですね。

睡眠時の「厚着」「靴下履き」は、睡眠阻害の要素となります。

”安眠を得る”ということは、良質な睡眠を得ることを意味しています。睡眠の質を高める上で重要な要素となるのが、入眠直後の睡眠の深さと言われています。

入眠してから、約30分後~45分後に訪れるノンレム睡眠の深さ(質)が大切な要素となるんですね。

この”深いノンレム睡眠”を得るためには

*睡眠時に深部体温が低くなる

ことが必須条件となるのです。

「体を温めてから、寝た方が心地よい睡眠が得られる」ことは、多くの方が実感しているのではないかと思います。一見すると、”体を温めること”と”深部体温が低いこと”は、相反する要素のように感じる方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、実際には、”就寝前に体を温めること”と”睡眠時に深部体温を低くすること”は関連深い要素となっているのです。

■就寝前に体を温める(体温を上げる)ことにより、その反動にて、その後、深部体温の低下が促されるのです!

就寝前に体を温めると、体温が上昇します。

その後、1時間~2時間経過する中で、急激に体温が低下していくこととなるんですね。体を温めた反動という形で、体の熱が発散されていくからです。

説明が遅れましたが、一般的に”体温”と呼ばれている要素には、大まかに分類すると「表面体温」と「深部体温」があります。体の中心部(内部)の体温が”深部体温”。体の外周部の体温が”表面体温”となります。

体の中心部から熱が発散される(深部体温が下がる)ためには、まず体の外周部に熱が移動します。で・・そこから体外へと熱が放出されることとなるんですね。

ですから、就寝直前に”体が暖かい””体の表面が熱を発している”と感じるような状況となっているのは、安眠を得るために好ましいこととなるのです。それが「深部体温を下げている過程」であることを意味しているからなんですね。

■湯たんぽやアンカなどで外部から直接体に熱を供給することは、深部体温低下を阻害する要素となるわけです。

「体が暖かいこと」が安眠を得ることに繋がると多くの方が感じているわけですが、それは、あくまで「深部体温を下げる過程での出来事」であることが重要なポイントとなるわけです。

ですから、単に湯たんぽやアンカなどを使用して、睡眠時に外部から体に熱を供給することは、逆に深部体温の低下を妨げる要素となってしまうもの。安眠を阻害する要素となりかねないのです。

同様に、「厚着をすること」「靴下履きで寝ること」も、上手な体温発散を妨げる要素となるので、安眠をえる上で好ましくない要素となってしまうのです。

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冷え性の方は、布団の内部を自力で上手く温められないのが課題に。そこで、布団乾燥機が効果を発揮するのです。

一般的には、良好な布団環境にて、布団の中に入ると、体から熱が発散されることで布団の内部が温まり、寒さを感じることなく睡眠することが可能となります。

一晩中、暖かな睡眠環境を維持するためには、体から発散された熱を布団の中に留めておくことが必要となりますよね。ゆえに、熱を保つ上で効果的な機能を有した布団(掛け布団、敷布団)を活用することが必要となります。

この寝具と熱の保持に関しては、こちらの記事

暖かく眠るためのポイント!毛布は掛けるものではなく、敷いて使用するものです。

にて、記していますので、併せてご参照いただければと思います。

冷え性の方は、睡眠中の熱発散が上手く行えないのが課題となっています。睡眠中の熱発散量が少ないのです。

ゆえに、自力で布団内部を温めることが難しいことに。だから、寒さを感じてしまい、安眠を得られなくなってしまうのです。

そこで、高価を発揮するのが”布団乾燥機”なのです。

自分で布団内部を温められない、替わりに、布団乾燥機でまず、布団内部を温めておくのです。熱を逃がしにくい布団(掛け布団、敷布団)を利用していれば、一晩中、適度な暖かさを維持することも出来るもの。

冬の寒い時期にて、安眠を得られることに繋がるのです。

布団乾燥機の場合は、布団内部を全体的に温めることが出来ます。しかも、就寝前に使用するだけですので、その後は、熱を供給することはありません。ゆえに、深部体温の低下を阻害しにくいのです。

ぜひ、冬の寒さ対策として、積極的に布団乾燥機を活用してみてはいかがでしょうか。

そのために、まずは、布団環境を寒さ対策に適したものとしておくことが必須条件となります。

こちらの記事

冷え性の方に適した高反発マットレスは何?冬季節のための敷布団・マットレスの比較。

なども、ご参考の上、睡眠環境を整えておくことも忘れないようにしておいていただければと思います。

また、最新情報として、冷え性の方に温熱治療効果が期待できるアイテムが登場しています。

新素材”メディカーボン”!温熱治療が出来る上敷きマットレス(ベッドパッド)への期待

上記記事にて、情報紹介していますので、そちらもご参考にしていただければ幸いです。