昔は、「敷布団」と言えば、「敷布団+敷布団用三つ折りマットレス」の組み合わせで使用するものが主体となっていました。

しかし、近年では、住宅環境が変化。「敷布団」にも住宅環境(寝室環境)に適した機能性が求められるようになっています。

マットレスが不要な機能性敷布団。

マットレス不要の敷布団

近年、寝室の大半が「フローリング仕様の床」となっています。

「畳床」と比較すると、「クッション性」「断熱性」「通気性」に劣る床素材。従来の敷布団では、床の硬さに上手く対応できず、体を痛めてしまったり、安眠阻害を生じやすくなっています。

そんな住宅環境に応じて、近年、主力として台頭してきたのが、「マットレス不要の機能性敷布団」です。

”マットレス不要”というのは、マットレスの機能(クッション性、反発力、厚みなど)を兼ね備えている敷布団という意味。

  • マットレス兼用敷布団
  • 敷布団兼用マットレス

と呼ばれるもので、上記はいずれも、寝具としては、同じものです。

「商品名の付け方」を分析してみると、複数の異なる素材を使用。複層構造となっているものが「敷布団(マットレス兼用敷布団)」と名付けられており、逆に、単体の素材で単層構造もしくは同一素材の複層構造となっているのが「マットレス(敷布団兼用マットレス)」と呼ばれています。

使い方などは、どちらも同じ。

この場合は「敷布団」「マットレス」の名前(商品名)に、こだわる必要はありません。

マットレス不要の機能性敷布団にて重要な機能その1:敷布団の「厚み」

マットレスが必要ない機能性敷布団にも、様々な商品が存在しています。

そんな機能性敷布団を購入してから、「失敗した」と思わないようにするために重要な見極めポイント(機能的要素)があります。それが・・。

  • 敷布団の「厚み」

です。

近年の睡眠研究からも、敷布団に十分な厚みがないと、「床付き感」を感じたり、「硬さ」「背中側の筋肉の張り(背中の痛み)」「肩・腰の痛み」などを感じやすく、睡眠阻害を受けることがわかっています。

そんな悪影響を受けないための、ひとつの目安となっているのが

  • 「7cm以上」の厚みを有していること。

です。

できれば、「10cm程度」の厚みを有していることが理想と考えられています。

 

マットレス不要の機能性敷布団に求められる機能性その2:体圧分散機能

敷布団の体圧分散機能

現代の住環境(寝室環境)に適した敷布団となるためには、「厚み」だけでは、機能的に事足りません。

もうひとつ、重要な機能性となるのが「体圧分散機能」です。

睡眠姿勢をとったときに、人は「身体の凹凸」「重さ」が不均一のため、局所的に体重が加わりやすい傾向があります。

局所的に体重が集約してしまうと、その部分にて、「圧迫による血流阻害」などが生じて、体の痛みを感じてしまうことも。

そんな身体への悪影響を解消してくれるのが「体圧分散機能」なのです。

敷布団に加わった、局所的な荷重を敷布団内にて四方八方へ力を分散するもの。現代の機能性敷布団に必須の機能と言えます。

機能性敷布団の種類。

マットレス兼用型の機能性敷布団を「機能面」から考えると、下記2種類に分類することが出来ます。

  • 高反発力を有する機能性敷布団
  • 低反発力を有する機能性敷布団

日本の生活環境(自然環境・住宅環境)及び日本人の体格特性を考えた時には、「高反発力を有する敷布団」が望ましいことが様々な睡眠研究にてわかっています。

高反発力を有する機能性敷布団にどんな利点があるのかは、こちらの記事(高反発マットレスを使ってみて気が付いた”3つの利点(メリット)”!)をご参照いただければと思います。

敷布団に求められる様々な「機能性」

機能性敷布団として、必須な「機能性」となるのは、先にお話した、「厚み(7cm以上)」と「体圧分散機能」です。

それ以外にも、四季のある日本の環境下にて、重要視される下記のような機能性が存在しています。

  • 通気性
  • 断熱性
  • クッション性
  • 支持力
  • 耐久性
  • 強度

ただし、上記要素は、四季のある日本において、相反する機能が混在している状況。

例えば、「通気性」を高めると、夏は涼しく快適なのですが、相反して「断熱性」が低くなってしまい、冬に寒さを感じることに繋がります。

逆も然りで、「断熱性」が高いと「通気性」に劣る傾向が。

「クッション性」と「支持力」「耐久性」なども、相反する機能性となります。

それゆえに、すべての機能性に富んでいる敷布団は、存在していません。

商品ごとに、「どの機能性に長けているのか」に違いが存在。それが、商品ごとの個性(特性)となっているのです。

 

高機能性を有する人気の敷布団(マットレス不要)

機能性敷布団としての2条件(体圧分散機能、厚み)を満たしているアイテムの中から、現在、高い人気を得ている機能性敷布団(マットレス不要)を厳選して、ご紹介したいと思います。

尚、各商品の特徴がわかるように、その他6つの機能性(高反発力、通気性、断熱性、クッション性、支持力、耐久性)を五段階評価(★~★★★★★)にて、表記いたしました。

敷布団選びのご参考にしていただければと思います。

 

モットン

モットン

「モットン」は、優れた高反発機能を有した機能性敷布団(マットレス兼用敷布団)です。特に、「フローリング床に直敷き利用」するのに最適なアイテムとして、売り上げを伸ばしています。

  • 素材:オープンセル型高反発ウレタンフォーム
  • 制作:日本製(モットン・ジャパン)
  • サイズ:シングル、セミダブル、ダブル
  • 厚み:10cm
  • 価格:¥39,800円~(最安値 公式SHOPにて特価中。)
  • 高反発力:★★★★★
  • 通気性:★★★☆☆
  • 断熱性:★★★★★
  • クッション性:★★★☆☆
  • 支持力:★★★★★
  • 耐久性:★★★★★

*「モットン」に関する各種記事。

  1. 高反発マットレス「モットン」を使用してみた感想!

雲のやすらぎプレミアム

雲のやすらぎプレミアム

「雲のやすらぎプレミアム」は、特性の異なる素材を複数使用した、複層構造の機能性敷布団。敷布団としては、最高値となる「厚み17cm」とすることで、最高のクッション性を創出しています。

  • 素材:高反発ウレタンフォーム他、複層構造。
  • 制作:日本製(イッティ)
  • サイズ:シングル、セミダブル、ダブル
  • 厚み:17cm
  • 価格:¥39,800円~(最安値 公式SHOPにて特価中。)
  • 高反発力:★★★★☆
  • 通気性:★★★★★
  • 断熱性:★★★☆☆
  • クッション性:★★★★★
  • 支持力:★★★☆☆
  • 耐久性:★★★★☆

*「雲のやすらぎプレミアム」に関する各種記事。

  1. 17cmの厚みが特徴の2つの機能性敷布団!「雲のやすらぎ」「スリープル」を比較してみました。