近年、「ミニマリスト」といった、「家具」をほとんど活用しないインテリアを好む方も増えており、インテリアに対する考え方も多様化しています。

寝具に関しても「ベッド」を利用しない方も増加傾向となっています。「ベッド」って、引越しの時にとても面倒な要素となったり、お部屋の模様替えなどにもかなりの制約が生じてしまいますからね。

機能性敷布団の利用者

が増えていることは、私的には、納得できる傾向と言えます。

敷布団に求めたい2つの要素。「厚み」と「軽さ」

マットレス不要の敷布団

近年、「敷布団の機能性」が高まって来ています。

  • 高反発機能
  • 体圧分散機能
  • マットレスとしての役割

など、複数の機能を兼ね備えている「機能性敷布団」が人気の主流となっています。

「機能性」に関しては、その人の「体格特性」「好み(硬さ感など)」に応じて、取捨選択すべき要素ですので、人によって意見が異なっているもの。人気もそれなりに、分散しています。

そんな中でも、多くの人にとって、好ましい要素となっている・・・といいますか、機能性敷布団に求められているのが「厚手」と「軽さ」という要素です。

「厚手」の敷布団が求められる2つの理由!「体への負担」「冷気の伝達」

まず、近年「敷布団の重要な要素」として、重要視されるようになってきたのが「厚手(敷布団の厚み)」という要素です。

これは、現代住宅においては、「和室」が減少。「寝室」となるべき部屋の床が「畳」ではなく「フローリング」となったことに大きな要因が存在しているのです。

「畳」と「フローリング」では、機能的な違いが存在しています。それが・・。

  • クッション性の有無(硬さ)
  • 断熱性
  • 調湿性の有無

の3要素です。

実は、「敷布団の厚み」が重要視されるようになった要因がフローリング床となったことによる「クッション性の低下」「断熱性の低下」なのです。

「クッション性の低下」が睡眠時の身体への負担を招くことに!

まず、フローリング床に敷布団を敷いた時と畳床に敷布団を敷いた時とでは、睡眠時の「体への負担量」に差が生じます。

これは、「畳床」の場合は、適度なクッション性があるため、あまり問題となることはなかったのですが、クッション性の低い「フローリング床」となったことで、「体への負担」が生じることとなったのです。

  • 睡眠時の荷重(体重)に対して、床の反発力が身体への負担となる

のです。

床のクッション性が高ければ、「反発力」が小さくなり、身体への負担が軽減されるのですが、「フローリング床」の場合は、クッション性が低いため、反発力が高まり、身体へ負担を及ぼすこととなるわけです。

もっと、簡単な言い方をすれば

  • 床の硬さが体に伝わってしまい、身体への痛みとして表れる

ということです。

そんな「フローリングの硬さ感」を体に伝えないようにするために、重要な要素となるのが「敷布団の厚み」なのです。

 

「フローリングの冷たさ」が敷布団を通じて、体に伝わることを防ぐ

「フローリング」も他の建材(石など)と比較すれば、温かみを感じる素材と言えるのですが、「畳」と比較した場合、「フローリング」は、温かみに欠ける素材となります。

冬の寒い季節にて、「畳」は、ほとんど冷たくなることはありませんが、「フローリング」は、冷たいと感じる状況となるんですね。

この「フローリングの冷たさ」が敷布団を通じて、背中側から伝わってくると、寒さを感じて、良質な睡眠が得られないこととなります。

そんな状況(フローリングからの冷たさの伝達)を防ぐために重要な要素のひとつとなるのが「敷布団の厚み」なのです。

 

敷布団の「軽さ」は、日々のお手入れのしやすさに繋がる要素に!

「ベッド」と比較した時の「敷布団」のメリットのひとつが、「手軽に移動できる」ということです。

日常的なお手入れとして、敷布団の「陰干」をしたり、押し入れに収納したり、部屋の隅に折りたたんで保管したりすることが出来ることがメリットとなっています。

そんな敷布団のメリットをさらに、促進されてくれるのが「軽さ」という要素なんですね。単純に考えると、「重い敷布団」の方が良いという人はいませんよね。誰しもが、他にテメリット的な要素が生じない限り、「軽い」に越したことは無いと考えるものです。

ゆえに、敷布団選びをする上で「軽さ」を重視している方は少なくないのです。

 

課題となるのが「厚み」と「軽さ」は相反する関係性を有していること。

敷布団の厚みと軽さ

ここで、悩ましい問題が生じることに。

実は、敷布団の「厚み」と「軽さ」という要素は、相反する特性を有する要素と言えるものなんですね。

普通は、「敷布団の厚みを確保すめためには、重くなる」ものですし、「敷布団を軽くしたい時には、薄くする」ことが必須要素となるからです。

また、「強度(耐久性)」といった要素も関係してきます。

基本的に「軽い素材」というのは、「強度が低く」「耐久性に劣る」傾向があります。

「厚みのある敷布団」を作るためには、「強度と耐久性」が無ければ、作ることが出来ませんので、必然的に「重さ」のある敷布団となりやすいわけです。

  • 敷布団において「厚み」と「軽さ」を共存させることは難しい

のです。

 

「厚み」に適した「ウレタン素材」。「軽さ」に適した「網目繊維構造素材」

まず、覚えておいていただきたいのが、「厚み」を創出するのに適した素材と「軽さ」を創出するのに適した素材の存在です。

近年の機能性敷布団において、主力となっている2種類の素材があります。それが。

  • ウレタンフォーム素材
  • 網目繊維構造素材

です。

敷布団の「厚み」を創出するのに適しているのは、強度と耐久性を有している「ウレタンフォーム素材」となります。

敷布団の「軽さ」を創出するのに適しているのが「網目繊維構造素材」です。

現在、販売されている人気の機能性敷布団の大半が、「ウレタンフォーム仕様」「網目繊維構造素材仕様」もしくは、「ウレタンフォームと網目繊維構造素材のハイブリッド仕様」のいずれかとなっています。

このことを知っているだけでも、適切な敷布団選びがしやすくなるものと思います。

 

「軽さ」と「厚み」のバランスが良い、おすすめの機能性敷布団は?!

敷布団を選ぶ上で、「厚み」は欠かすことのできない要素となります。

ゆえに、適切な「厚み」を有している機能性敷布団の中で、バランスの良い「軽さ」を持っているおすすめの機能性敷布団となるのが

です。

中でも、「耐久性」を加味すると「雲のやすらぎプレミアム」の方が末永く活用することが出来る機能性敷布団となりますので、おすすめに。

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